銀座から世界へ──JANGA、いま歩んでいる道のり

SNSを中心に多くの反響をいただき、日々「JANGA」の名が広がっていることに、心より感謝申し上げます。
その一方で、現在の営業販売は銀座エリア限定のテスト販売に絞っています。オンラインストアを除き、あえて限られた場所で試すのは、“派手に見えるお酒”であっても、運用は堅実に進めたいという私たちの強い姿勢からです。石橋を叩きすぎるほど叩く──その慎重さこそが、未来へ確かな道を築くと信じています。


銀座という選択

正直に言えば、銀座はジャンガのターゲット層とは遠いと思っていました。
銀座は、40代以上の大人の男性がクラブでしっぽり飲む街。ジャンガのような「遊べるお酒」は求められにくいのでは、と考えていたのです。ところが実際に導入してみると、想像を超える反響をいただいています。

  • 接客密度が高く、ターゲットとは異なるお客様が集う場所だからこそ、体験型リカーとしての力を検証できる
  • 味やケースやLED、提供方法など、演出の細部がどう響くかを学べる
  • 営業販売することによりリアルな声が集まり、改善スピードを加速できる

銀座でのテスト販売は、私たちにとってかけがえのない学びの場になっています。


直面している課題

とはいえ、解決すべき課題は山積みです。

  • 人材リソース:導入サポート・営業・カスタマーサポートの体制強化
  • 物流と品質管理:保管や梱包の見直し、繁忙期でも破損なく届けられる仕組み
  • 店舗オペレーション:出し方・演出の標準化、法令順守の徹底
  • プロダクト付帯品の品質:LEDパネルなど周辺アイテムの安全性確保
  • 需給計画:在庫と需要のバランスを整え、発売タイミングを最適化

改善に向けて

これらの課題に対して、私たちは小さなテストと改善を高速で繰り返しながら取り組んでいます。

  • 提供マニュアルやQ&Aの整備
  • 梱包や配送網の強化
  • CS窓口の一本化とレスポンス向上
  • 安全性基準を満たさない電装品は販売しない

「小さく試す、改善する、磨き上げる」──この地道な積み重ねこそが、JANGAを全国に広げるための確かな準備だと考えています。


全国展開、その先へ

具体的な日程は軽々しく公表しません。
店舗満足度や破損率、リードタイム、CS対応速度、再注文率といった指標をもとに、「行ける」と判断できた時点で、段階的にエリアを拡大していきます。

銀座を起点に課題を一つずつ解決していけば、必ず全国へ、そして世界へ羽ばたけると信じています。


応援してくださる皆さまへ

JANGAは“映えるお酒”であると同時に、「運べる・出せる・喜ばれる」までを含めた体験のプロダクトです。
SNSでの反響や、現場でのリアルな声が、次の改善の燃料になっています。

ここを乗り越えれば、全国へ──そして日本から、世界へ。
派手さの裏にある地道な改善を、一歩ずつ積み重ねていきます。

JANGAの物語は、まだ始まったばかり。これからもどうぞ見守っていてください。

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